感想(マ行)

2012年03月10日

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
THE IRON LADY

2011年イギリス
03月16日公開
公式サイト
ギャガ配給
☆☆
監督: フィリダ・ロイド「マンマ・ミーア!」
脚本: アビ・モーガン
撮影: エリオット・デイヴィス
編集: ジャスティン・ライト
音楽: トーマス・ニューマン
出演: メリル・ストリープ 
     ジム・ブロードベント「アイリス」
     オリヴィア・コールマン
     ロジャー・アラム
     スーザン・ブラウン
アカデミー賞主演女優賞、メイクアップ賞受賞
THE IRON LADY


朝、食料品店で歩くのが辛そうなおばあさんが牛乳を買おうとしている。台に置かれている朝刊の見出しに目をやる。何十何セントだと言われ支払う。家に着くと朝食、ゆで卵にトースト。夫がたっぷりバターをトーストに塗りたくっている。そんなに塗ったらいけませんと言う。外出するために服を選んでいる。夫は正装して外に出てチャップリンのようにおどけていた。彼女は自分の自伝を手にしてサインをしようとする。すると若い頃へと回想が始まる。彼女の親は食料品店を営んでいた。父からはわが道を行けと育てられる。勉強ばかりしているとほかの女子から変な目で見られていた。オックスフォード大学の合格通知が届けられる。母は手が離せないようで合格通知さえ見てくれなかった。現実戻る。マーガレット・ロバーツ・サッチャーとサイン。ロバーツは消す。
テレビのニュースで他国でテロリストが爆破して犠牲者が出たというニュースを見て声明を出さないと戸言う。娘が家に来ていて、お母さんはもう首相じゃないんだから、お父さんはもういないでしょうと言われる。

非常にオーソドックスな描き方で驚きは少ない。IRAの爆破ぐらいか。別に飽きるということはないが、物語として面白いかと言われればそうでもない。サッチャーは好きでもないし、興味がないからかあーそんな人生でしたかというくらいにしか思えなかったし、教育改革は失敗したし彼女の政治がどうだったのかということにも疑問があった。10年間も首相で、そんなに長かったのかと思った。

フォークランド紛争では徹底的に戦い、その後好景気になって驕ったのかどうかはわからないが、最後のほうで所得に関係なく同率の所得税をと言った時に閣僚が離れていって一人だけになっていく様はシェイクスピアの劇っぽかった。夫の幻想に悩まされる。「ビューティブル・マインド」と同じ手法で珍しくはない。女性は政治活動をしない時代に下院に立候補して当選、議会で男ばかりの中に女性が一人いる。内閣に入り、保守党の党首、女性初の首相となるという話はどうでもいい。母親の関心を得たかったように受け取れて、子供が出来た後も政治活動が忙しくて子供にそれほど関心がいかなかった、というプライベートな面はなかなか面白かった。

メリル・ストリープは甲高い声から始まってしっかり作り込んでいてうますぎて0点という感じがした。ただジム・ブロードベントと彼女の演技がなければ本当につまらないものになってしまっていたのは確かだ。老けメイクの首の感じが非常にリアルだった。


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2011年11月12日

ミッション:8ミニッツ
SOURCE CODE

2011年米
10月28日公開
ディズニー配給
http://disney-studio.jp/movies/mission8/
☆☆☆☆☆
監督: ダンカン・ジョーンズ「月に囚われた男」
脚本: ベン・リプリー
撮影: ドン・バージェス
プロダクションデザイン: バリー・チューシッド
編集: ポール・ハーシュ
音楽: クリス・ベーコン
出演: ジェイク・ギレンホール「ブロークバック・マウンテン」
   ミシェル・モナハン
   ヴェラ・ファーミガ
   ジェフリー・ライト
SOURCE CODE

























朝日が差し込む、上空から下へと下りていていく。建物、変わった建築物、川が流れている。そして列車が走ってくる。ぐっと列車にカメラが寄っていく。SOURCE CODE
男が窓の外をぼうっと見ていて左目に日光が当たり青い目が透けている。その男はぐっと魂が入ったように気が付くと、向かいに若い女性が座っていてショーンと話しかけてくる。通路を通るおばさんが革靴にコーヒーをこぼす。車掌が検札に来て、男は切符はどこと慌てるがあるでしょうと男の内ポケットから女性がチケットを出す。列車は止まり、ドアが開き出てみて若者にあっちに行くとどこに着くかと聞くと、シカーゴと答えた。再び列車に乗り発車して男はトイレに入り鏡で自分の顔を見ると自分の顔ではないし、財布の中のIDを見ても知らない男の写真が貼ってあって名前も違っていた。慌ててトイレを出ると向かいにいた女性がいてショーンなのよと言われる。少し経って列車は大爆発して大破し向かいの貨物も大破し、その男の命も尽きた。

コルター・スティーヴンス大尉応答せよと言われ気が付くと、古いコックピットの中で椅子にベルトで固定されていた。前にモニターがあり、軍の制服を着た女性が連続爆弾犯を見つけるのがあなたの任務だということを言われる。もう一回今の列車に戻って爆弾を探しなさい。8分間でと言われ、スティーブンス大尉はまた列車に乗っていて先ほど起きたことと同じことが展開される。トイレに行き天井の通気口に爆弾が仕掛けられていることを見つける。携帯電話が起動だと知るが、爆弾を停止できずにまたもや爆弾は爆発して彼は死に、また古いコックピットに戻ってくる。モニターの前にいる女性にこれは何なんだと疑問をぶつける。

あらすじを書いていてもよくわからなくなり実際に見たほうがわかりやすいのでここまで。
映画通ほどだまされるという触れ込み日本では宣伝している。さほど映画通でもないが、劇中で仮想現実のプロジェクト内で起こった事は現実とはリンクしないと何度もプロジェクトを仕切る博士が言う、それに反したことが起こる。それまで言っていたルールが覆される。特にだますだまされるといった映画ではない。

何度も挑みながら、爆発したり、列車から離れたものの後から来た列車に・・・ということがあり、あとちょっとでこうなっちゃうのかというところが「バタフライ・エフェクト」にも似ていた。だが、この作品のほうが哲学的なように感じた。仮想現実なんだから、銃でも何でも撃っていいと博士が言っていた。それは、「インセプション」にも登場した。


途中で出てくるテロリストの車に放射線検知器がチキチキ鳴っていたのが今、日本で生きている者にとってはより恐ろしく思えた。
ジェイク・ギレンホールは「遠い空の向こうに」でおおっと思って、またこんな作品に主演で出ていてうれしい。

実際にはアフガンに行っている軍人がテロリストを事前に捕まえるプロジェクトに参加させられている。しかも仮想現実は現実とは違うという。見ているだけで切ない。一瞬を生きる。魂、想いだけ。けれども、結末は全く違った展開が用意されている。それでも、つらいのは変わらないが、素晴らしい時間と空間が用意されている。言い尽くせないほどの。それは切り離せないもので心は一体なんだ。

主人公は何度も挑みながら、乗り越えようとしていく。そして、一つの想いがそれが世間では許されないと知りながら彼をずっと見つめてきた人間が見逃し、彼の夢をかなえる。最後にそれは現実となり実を結ぶ。胸がじーんとした。このハイテク空間の中の人間の心のアナログ空間の感覚は「ガタカ」以来だった。画面から伝わるものをがっちり掴み取った。


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2009年06月26日

MW-ムウ-
2009年
製作:アミューズソフトエンタテインメント、ギャガ・コミュニケーションズ、小学館、D.N.ドリームパートナーズ、日本テレビ放送網、東亜輸出公司、スタジオスワン(IMJエンタテインメント)、手塚プロダクション、インターチャネル、衛星劇場、白組、東急レクリエーション
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
07月04日公開
PG12指定
http://mw.gyao.jp/
監督:岩本仁志「女王の教室」「明日があるさ THE MOVIE」
原作:手塚治虫MW(ムウ) (1)
脚本:大石哲也
   木村春夫
編集:浅原正志
音楽:池頼広
主題歌:flumpool『MW ~Dear Mr. & Ms. ピカレスク~ / 夏Dive (初回盤)
出演:玉木宏
   山田孝之
   山本裕典
   山下リオ
   鶴見辰吾
   中村育二
   品川徹
   石田ゆり子
   石橋凌
mw
















ムウウウウウウウウウウウウウウウ、ムウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ、ムウウウウウウウウウウウウウウ、ムウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ、ムムムムムムムムムウウウ、ムムムムムムム

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2009年03月24日

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと
MARLEY & ME

2008年アメリカ
03月27日公開
http://movies.foxjapan.com/marley/
FOX配給
☆1
監督:デヴィッド・フランケルプラダを着た悪魔 (特別編) [DVD]
原作:ジョン・グローガン『マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと
脚本:スコット・フランク「アウト・オブ・サイト」「ザ・インタープリター」「マイノリティ・リポート」
   ドン・ルース
編集:マーク・リヴォルシー
音楽:セオドア・シャピロ
出演:オーウェン・ウィルソン「ダージリン急行 [DVD]
   ジェニファー・アニストン「フレンズ」
   エリック・デイン
   アラン・アーキン「リトル・ミス・サンシャイン [DVD]
   キャスリーン・ターナー
marley
















コラムニストのジョン・グローガンによる全米ベストセラー・エッセイを映画化。
妻も新聞記者の記者志望のジョン・グローガンは新聞社へ面接に行った。子供がいない二人はセールだったラブラドール・レトリーバーの子犬を飼う。ボブ・マーリーにちなんでマーリーと名付けられる。暴れまくったり、どたばた。妊娠、子供を持つ。コメディ的タッチのファミリームービー。

ペット好きでもない私にとってはつらいものだった。子犬が出てくるだけでわーと言う女性の感じがとても嫌いだった。ペットを異常にかわいがる奴が気持ち悪い。この映画に出てくるのはかわいくもないいたずらばかりする犬なので、かわいいという感じはなくなる。とにかく、犬がうるさい。うるさくて小さな子供が寝られなくていらつく妻には共感できた。けれども、犬のほうをかわいがってしまう主人公の気持ちが全くわからなかった。そんなこともありながら、妻は犬をかわいがっていく。そこもわからん。こんなに犬のことばかり書いているコラムニストがいるのだろうかと思ったが、実在しているということなので。

監督はデヴィッド・フランケル。軽いタッチで描けるけれども、展開の仕方と話の流れの作り方がうまくない。いつも疑問が残るシナリオになってしまっている。最後も泣かせようという作りだけれども、泣いている人はほぼいなかった。

出ている出演者はFOXの映画に出ている人ばかりだが、エージェントの関係か。元ブラピの嫁のジェニファー・アニストン。久しぶりに見た。



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2009年01月17日

無ケーカクの命中男/ノックトアップ
KNOCKED UP

2007年アメリカ(ユニバーサル映画)
2008年12月20日公開
東宝東和配給
http://www.eigafan.com/team_doutei/
R-18指定
U.S. Box Office: $148,734,225
☆☆☆☆4
監督:ジャド・アパトー40歳の童貞男 無修正完全版[DVD]
製作:ジャド・アパトーほか「スーパーバッド 童貞ウォーズ [DVD]
脚本:ジャド・アパトー
編集:クレイグ・アルパート
   ブレント・ホワイト
音楽:ジョー・ヘンリー
ロードン・ウェインライト
音楽監修:ジョナサン・カープ
出演:セス・ローゲンスモーキング・ハイ [DVD]」「スーパーバッド 童貞ウォーズ [DVD]」「フリークス学園」
   キャサリン・ハイグル「幸せになるための27のドレス 特別編 [DVD]」「リンガー!替え玉★選手権 [DVD]
   ポール・ラッド「寝取られ男のラブ・バカンス [DVD]
   レスリー・マン
   ジェイソン・シーゲル
   ジェイ・バルチェル
   ジョナ・ヒル
   マーティン・スター
   モード・アパトー
   アイリス・アパトー
放送映画批評家協会賞2007年コメディ映画賞ノミネート
MTVムービー・アワード2008年女優賞(キャサリン・ハイグル)、ブレイクスルー演技賞(セス・ローゲン)、コメディ演技賞(セス・ローゲン)ノミネート
KNOCKED UP/FORGETTING SARAH MARSHALL















ぽっちゃりしていて、もそっとしていて職もないベン(セス・ローゲン)は同じようにデブ、ヒゲガリとどうしようもない友人たちとハッパを吸いながら生活している。テレビのエンターテイメントニュースのインタビュアーとして昇格した美人のアリソン(キャサリン・ハイグル)。アリソンは姉とクラブに繰り出す。ベンたちもさい4人組もそのクラブに飲みに行く。ビールを店員にオーダーするところで、ベンとアリソンは会話を交わし、踊り、アリソンがベンを家に誘い一夜を共にする。その時、ベンはコンドームをうまくできなかった。朝食後に二人は別れ、ベンは家に戻り、アリソンはテレビ局に出勤する。
そらから8週間後、アリソンは「スパイダーマン」に出演していたジェームズ・フランコにインタビューをする。その最中にアリソンはゲーゲー吐きまくる。もしや妊娠、セックスもしていないしって、もしかしてあの時?。アリソンは姉と市販の妊娠検査キッドを買いまくり試すが、どれも陽性。ベンに急いでメール、電話をして合いたいと言う。ベンはまた会いたいのかと仲間と盛り上がる。会ってあなたの子を妊娠したようだと告げて、二人は言い合いに。

もてない奴が主人公のコメディを作らせたら右に出るものがいないというジャド・アパトー監督。やはり、客層が男ばっかりだった。女性が見ても楽しめるんだけどな。
不細工なセス・ローゲンがキャサリン・ハイグルと出会うということはないだろうとは思うけれども、コメディとして以上にドラマとしても非常に感動的な映画だった。とくに稼ぎもなく、マリファナを吸っていてぐうたらしている男が成長していく姿と、そんな駄目な男だけれども優しさを持っているということに気付いてしまったアリソン、その描き方に心が熱くなった。
家庭を持ったら、昔の男友達とは会いにくい、けれども、今まであったものを捨てなければいけないという葛藤というのにも注目してしまう。男はいくつになっても子供なんだなと思ってしまう。あんまりかわいくない女の子たちが出てくるけれども、監督の娘たちだった。親馬鹿だね。
そんなにきわどいシーンはなく、成人指定はないんじゃないの。2月初めにDVD化されるので、レンタルでもいいので興味のある方は是非見て下さい。


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2008年11月06日

未来を写した子どもたち
BORN INTO BROTHELS: CALCUTTA'S RED LIGHT KIDS

2004年アメリカ
11月22日シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
http://www.mirai-kodomo.net/
アット エンタテインメント配給
PG-12指定
☆☆☆☆★4.5
監督、制作、撮影:ロス・カウフマン
         ザナ・ブリスキ
音楽:ジョン・マクダウェル
2004年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞
BORN INTO BROTHELS















まず、この映画を日本で最初にラジオで紹介して、なぜ公開しないのかと訴えてきた町山智浩さん、配給をしてくれたアット エンタテインメントの方々に感謝を申し上げます。劇場公開されるということを聞いたとき嬉しく思いました。ヒットするようにお祈りしております。

監督でありフォトジャーナリストのザナ・ブリスキがアカデミー賞授賞式でスピーチしていた姿を思い出す。そのスピーチに観衆が拍手していた。その訴えの必至さがこの映画を見るとわかる。

ザナ・ブリスキがインド・カルカッタの売春窟の近くに住んで取材をする。売春窟には売春婦の子供も暮らしていて、鍋を洗ったり、親の手伝いをしていた。売春窟で生まれたがゆえに、女の子たちは将来、客を取るようになってしまう。いつから客を取るのと近所の人にも聞かれる。
そのような境遇の子供たちにザナ・ブリスキがカメラに興味を持った子供たちに写真教室を始め、カメラを渡して自由に撮らせる。素晴らしい写真を撮る子供も出て来て、展覧会を開いたりして、何とか子供たちを売春窟から抜け出させようとブリスキは活動する。

ありきたりな感想になってしまうが、こういうことが存在しているとはわかっていたが、実際にそういう現実を見せれるというのは凄い衝撃だった。なかなか劇映画では得られない体験であった。
母親が子供たちに使う言葉がきつい。子どもだからといって容赦はない。そう、ここでは子供という概念ではなく、単に半人前の大人という扱いをしているのだ。こう思ってはいけないのだが、日本でぬくぬくと暮らしていて良かったというふうに思ってしまう。女友達が将来売春婦になるとわかっている男の子、売春婦になるんだろうなとわかっている女の子。母親がどんなことをして稼いでいるのかわかっている彼ら。金がなければ、子供でも身売りに出されかねない。そのような現実を感じながら生きる。生きるしかないということが何とも言葉にできない気持ちになる。
そういう現実はあるけれども、カメラを撮ったり、遊んだりする子供たちの瞳は輝いている。そういう現実だからこそ逆に暗いところから光が差してくるのかもしれない。彼らの撮った写真を上映後に見た。本当に一つの絵画のようで、構図も素晴らしい。結末は言わないが、写真によってこういうチャンスが開かれていくことが微弱ながらも希望につながっていくことを映画で示してくれた。

売春窟に暮らす人たちはカーストが低いわけではなかった。わりと裕福でもある。だからこそそういう生活から抜け出せないのかもしれない。地元警察も売春を容認されていて、子供たちにはほかの職業を選ぶ選択の自由もほぼない。母親は稼げないから学校にも通わせたくない。西洋人がそこから脱出させてと頑張っても、悪しき慣習が根付いてしまっているのでなかなか難しい。
彼らのほかにももっと売春窟から脱出させなければいけない子供たちがたくさんいるだろう。けれども、彼らだけでも何とかしようと奔走するブリスキの姿に心を打たれた。

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2008年06月03日

ミラクル7号 長江七號 CJ7
2008年香港
06月28日公開
88分
http://www.sonypictures.jp/movies/cj7/
評価:☆☆☆☆4星
監督:チャウ・シンチー(周星馳)「食神 」「少林サッカー」「カンフーハッスル
脚本:チャウ・シンチー
音楽:レイモンド・ウォン
出演:チャウ・シンチー
   シュー・チャオ(徐嬌)
   キティ・チャン
   ラム・ジーチョン
CJ7














意外にも混んでいた。「少林サッカー」のチャウ・シンチーということがかなり認識されているからだろうか。
何も物語のあらすじを知らずに見た。チャウ・シンチーだけに馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿しい。広東語の独特の力の抜けたような台詞と香港映画のコメディの緩さを持ちながらも、笑いと物語が見る者を引きずり込む。あっという間の88分だった。「カンフーハッスル」の時も少し親子愛のようなものを描きそうにはなっていたけれども、今回は父と子の親子愛を全面に出してほろっとさせられてしまうチャウ・シンチーの新たな面を見せてくれる。そこが驚きだった。
チャウ・シンチーの息子を演じたシュー・チャオの様々な顔、演技がかわいらしくて、うまくて。ちなみに実は女の子ということ。それは全く物語には関係はなかった。「少林サッカー」にも出ていたお馴染みのキャラクターも何人か出ていた。チャウ・シンチーは実にキャラクター設定がうまいと今回も感じた。カンフーハッスル、少林サッカー、マトリックス、Mi2のパロディもあって楽しめる。
最後も馬鹿馬鹿しくもすっきりまとまっていた。
チャウ・シンチーにはやられた。
何も情報を入れないで見るほうが楽しめるので物語のあらすじは書かない。あくまでバカ映画であるけれども、見たい方は是非。


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2008年02月07日

迷子の警察音楽隊 THE BAND'S VISIT
2007年イスラエル/フランス
07年12月22日公開
公式サイト
評価:☆☆☆3星
監督:エラン・コリリン
脚本:エラン・コリリン
音楽:ハビブ・シェハーデ・ハンナ
出演:サッソン・ガーベイ
   ロニ・エルカベッツ
   サーレフ・バクリ
   カリファ・ナトゥール
東京国際映画祭グランプリ
THE BAND'S VISIT















エジプト人の警察音楽隊がアラブ文化センター設立で演奏するためにイスラエルに招かれた。しかし、地名を間違えて迷子になってしまう。以上。ほとんどあらすじを言ってしまった。そのくらい話自体には盛り上がりがなく、時間がただ流れていく。
映画全体が緩く、ゆったりとした展開。アラブであるエジプトの警察音楽隊がアラブと対立しているイスラエルで迷うという設定が面白かった。国は違って、片言の英語で話すけれども意思が伝わるという感覚はあるかもしれないと思った。
ゆったりとした時間を過ごすという点では「かもめ食堂」に似ているような気もする。時間があいていたら見ればという作品だった。


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