2020年06月30日
宇多丸さん×内藤瑛亮監督 対談記事
以下は対談を読んでの感想。
ほとんど大人になるまで映画体験がほぼなかったので宇多丸さんと内藤監督は良い家庭環境だったのかと羨ましくなった。何かを作って表現するという欲求がないので特に映画を作るという人には尊敬してしまう。
自分も体育教師が苦手というのはあって、音楽教師も嫌いだったと思い出した。内藤監督みたいに学校が嫌いだったという先生がいたら学校の窮屈さは改善されていたのかもしれない。
先生だったからこその子供たちの行動だったり、考え方というのがほとんど違和感がない。中学生の頃のぼおっとしていて、しかしピリピリもしているという年代を切り取るということがちゃんと出来ている監督はなかなかいない。少しでも変わっていたり、特徴があったりする者を排除したり、攻撃したりする。加害者側にも被害者側にもなっていたのかと見ていてヒリヒリとして辛い。
撮影現場で怒鳴ったりしないというのは子供たちが演者ということを考えると特に必要条件なのだろう。是枝監督も怒鳴ったりしないようにスタッフにも徹底していると話されていた。子供ではなくても、労働条件の改善がなければ、映画業界は衰退してしまうので撮影現場を委縮させない監督たちが活躍してくれと思う。
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