2015年01月21日

日本インターネット映画大賞外国映画部門投票

去年に引き続き今年も投票させていただきます。

【作品賞】(3本以上10本まで)
  「ザ・イースト」   7点
  「インターステラー」  5点
  「アクト・オブ・キリング」   5点
  「それでも夜は明ける」   5点
  「ゴーン・ガール」   3点
  「悪童日記」   2点
  「6才のボクが、大人になるまで」   2点
  「ハンナ・アーレント」   1点
【コメント】
「ザ・イースト」は環境テロというわりと新しい社会問題に焦点を当てて、スパイものとサスペンスとを混ぜて本当にぞくぞくさせる作品だった。また、クレバーさがびんびん伝わってくる作品だった。
「インターステラー」は物語的に不自然なところが多いが、監督のクリストファー・ノーランの主張が暑苦しいくらい伝わってきた。何だかわからない最後のメッセージもそうだったのかと思い、何度も思い出すうちにどんどんと好きになっていく不思議な作品だった。
「アクト・オブ・キリング」は何から何まで衝撃的だった。人間における負の面とするならば、それをどこまでも見せてしまう。
「それでも夜は明ける」は邦題が間違っているということがあった。奴隷にされて戻ってきたという実話自体を持ってきたことも凄いが、白人のほうの苦しさにも目を向け、黒人に対する暴力を手加減なしで見せる手法、観客を奴隷のようにしてしまう演出方法が圧巻だった。
「ゴーン・ガール」は原作者で脚本家のギリアン・フリンと監督のデヴィッド・フィンチャーの相性が抜群だった。どこまでも作り込まれた物語が心地良かった。
「悪童日記」は主演の双子の男の子を見つけてきただけで満足だった。人間の汚いところも人間的とする描き方に好感が持てた。ヒューマニズムにしないであっさり切り捨てるのも良かった。
「6才のボクが、大人になるまで」 「ビフォア〜」シリーズも何年にもまたがっていたが、それ以上に難しいものを撮ったリチャード・リンクレイター。完成したものを見る満足感。シーンが変わる度に大きくなっているという当たり前なんだけれども、驚いてしまう。「ミディアム」でも同じようなお母さんを演じていたパトリシア・アークエットの包容力。そして、何と言っても男の子がちゃんと成長していたということに幸福を感じさせてくれる。
「ハンナ・アーレント」映画以上に彼女の崇高さにやられてしまった。何を言われようが、貫き通す。だから偉人として名を残した。


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【監督賞】              作品名
   [アブデラティフ・ケシシュ] (「アデル、ブルーは熱い色」)
【コメント】
二人の女優は二度とこの監督とは組みたくないと言っているけれど、女優を精神的に追い込んだだけあって演技とは思えないものを見せてくれた。貧富の格差の対比を鮮やかに演出していた。

【主演男優賞】
   [フィリップ・シーモア・ホフマン] (「誰よりも狙われた男」)
【コメント】
追悼ということもあるが、彼が演じなければこの作品が成り立たなかった。何も言葉を発しなくても間が持つ数少ない俳優の1人だった。本当に本当に悔しいのが表れていた。

【主演女優賞】
   [マリア・ホーフステッター] (「パラダイス 神」)
【コメント】
まじめに演じれば演じるほど滑稽に見えて、車椅子の夫の格闘は凄くてまたおかしい。

【助演男優賞】
   [ピエール=イヴ・カルディナル] (「トム・アット・ザ・ファーム」)
【コメント】
強く出てくるところ、優しくなって弱くなったり寂しくなったり屈折している感じが良かった。

【助演女優賞】
   [ジューン・スキッブ] (「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」)
【コメント】
この作品のどの人物も良かったが、コミカルな感じがするが、しっかりしていてガツンと言ったり、墓場の笑わせるシーン、運転するところもとても良かった。

【ニューフェイスブレイク賞】
   [ドーナル・グリーソン] (「アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜」)
【コメント】
ハンサムなわけでも特に目立つわけでもないのに彼が動いている時間を見ていたいと思わせるナチュラルな演技をしていた。

【音楽賞】
  「インターステラー」
【コメント】
サウンドトラックならば「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」だと思っていたが、音響を含めてゴーという音と別世界へと飛ばすハンス・ジマーの音楽が映画館でしか効果を発揮できない音を生み出していた。
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【私が選ぶ○×賞】
   [猫] (「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」)
  「ベスト猫」
【コメント】
猫が物語のポイントになるところもあって、猫がとにかくかわいかった。それだけ。

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