2014年04月26日

WOOD JOB!(感想)

WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜
2014年日本
2014年05月10日公開
配給:東宝
公式サイト
☆☆☆☆
プロデューサー:藤巻直哉(博報堂)ほか
監督:矢口史靖
原作:三浦しをん『神去なあなあ日常 (徳間文庫)
脚本:矢口史靖
脚本協力:矢口純子
撮影:芦澤明子
美術:花谷秀文
編集:宮島竜治
音楽:野村卓史
音楽プロデューサー:和田亨
主題歌:マイア・ヒラサワ『Happiest Fool』
出演:染谷将太
   長澤まさみ
   伊藤英明
   優香
   西田尚美
   マキタスポーツ
   有福正志
   近藤芳正
   光石研
   柄本明
woodjob























勇気(染谷将太)。合格発表の掲示板前、お前あった?ない。学校に行き、浪人だけどと恋人にキスしようとするが、避けられる。仲間と一緒にカラオケに歌って飲んで。じゃあねと朝に。商店街のアーケード、パンフレットが並べてある。自衛官募集のパンフ、これはないない。その下にあったかわいい女性が表紙の林業やりませんかのパンフ。これだと応募。川崎の駅前をカメラが主人公目線で行き交う人々。電車に乗る。田舎へ。携帯の電波が届かない。帰ろうと思うが、何時間も電車が来ない。携帯をビニール傘に溜まった水に落とす。壊れる。災厄。研修所のおじさんが迎えに来ていて車に乗る。十数人生徒がいる。何か質問ありますか?このパンフの彼女はいないんですか。ここよく見て。(イメージ写真です)もう帰りますと言おうとする前に辞めていく生徒がいて、車で帰っていくので乗せてもらおうとするが、行ってしまう。バイクの後ろに乗りなという女性を見るとパンフレットの表紙の彼女(直紀)だった。駅前で下ろしてもらった。甘い気持ちで来られてもと。やっぱり戻ろうと歩いて宿舎まで帰る。寝床へ戻ると布団を被るがチャイムが鳴りすぐ起きる。伊藤英明がチェーンソーで木の倒し方を教えてもらう。倒れるぞーと勇気が言う。そんなことは今では言わない。ちゃらちゃらしている勇気の態度が鼻につく。いい加減だとチェーンソーでマネキンを切り倒す。案の定ぐらついて手を刃物で切る。そんなことだから怪我すんだ。ちょっと切っただけで騒いで情けないと。突っ張っている風の人に手拭いで応急処置をしてもらう。一ヶ月経ち修了証書をもらう。君は一番に辞めると思ったけどよく頑張ったと言われる。ほかの生徒にも同じことを言っている。

1年の実地研修。パンフの彼女が乗っていたバイクに中村林業に決める。ほら乗れと伊藤英明が出てきて、お前かと機嫌が悪い。車にぶつかった鹿が路上に。死んだ鹿を持てと言われて荷台に乗せる。川の水を飲めというが、虫が入っていて飲めない。親方に挨拶に行く途中で犬を連れたおじいさんとすれ違うが挨拶はない。親方と伊藤で山に向かう。足場が悪く、いきなり滑り落ち、ヒルに血を吸われる。夕御飯は昼間の鹿を裁いて作った刺身。気持ち悪くて食べられない。夜中、冷蔵庫を漁ってパンを食べる。急いで飲もうとしたコップには婆さんの入れ歯が入っていた。

〜〜〜

相当厳しい環境の中できついことも多い。山はあるけど何もない。厳しい環境で林業を営むというのはそう容易いことではない。その中での休憩中の山での淹れたてのコーヒー。その幸福感が伝わってくる。

染谷将太と海猿から山猿になった伊藤英明のコンビネーション、バディ感が堪らなかった。勇気の枕を蹴って起こす。起こす。その前に起きる。彼女だった子とその大学生友達のサークルの連中が知った風なことを言って腹を立てていた伊藤英明を妻は止める。その意図を汲んだかのようにお前ら変えれよと勇気がデジカメのメモリーを抜き取って投げ捨てる。ここで伊藤は嬉しそうに目で語る。山の一員に。

小学校で勇気と直紀のドッジボール。

よそ者は祭りには参加できないと村の重鎮のじいさんは言う。その後、男の子が山で神隠しに遭う。勇気が連れ戻す。その男の子は村のじいさんの孫だった。お礼に来て、祭りに出ろと。

今一番乗っているマキタスポーツ。山のおじさんになりきっていた。山の歌みたいなものを疲労する見せ場もあった。

御柱祭のようなものが出てきて、まさかのちんぽを象った御神体に跨り、おまんを象った薪藁に突っ込んでいく。コメディ的要素の最大の見せ場。

最後の実家の描写で、もうそこには自分の居場所がなかったという悲しさもあった。自立というえば自立なのだが、そこが現代的でもあって、代替的家族があるというのが幸福ではあった。

最近の物は設定にかなり無理もあって、今までの矢口監督作品はオリジナル脚本だったこともあってどこかPFF感が抜けず、映画研究会っぽさがあって内々の感じが良くも悪くもあった。この作品はそういうものがなくてもっと真摯に映画に向かっていて嫌らしさがなくなっていた。無理して盛り上げようというのではない爽快感が存在していた。どのキャラクターも生き生きとしていて映画の神様が降りてきたと言っていい。



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