2005年03月12日

中国、韓国の情勢について(宮崎正弘氏のリポート)

宮崎正弘氏(2005年3月11日ラジオ日本「ミッキー安川ずばり勝負」の抜粋)
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
宮崎正弘氏の著作
台湾に対して武力を介さないで平和的解決をとアメリカと(中国が見下している)日本(初めて言った)は中国に言った。しかし、中国は内政干渉だと怒った。ライス国務長官は台湾の独立は認めないと言っている。アメリカは台湾を防衛するために必要な武器は供与すると言っている。アメリカはイラクに空母を出しているので、お互いに現状維持でやって欲しい。去年の3月に台湾独立の住民投票をやろうとしたら、アメリカが反対した。中国は台湾が独立するような行為をしたら武力行使をするという反国家独立法を制定すると言って、台湾に冷たかったアメリカは中国に反対してきて、その法律は文言が柔らかくなって制定されるのではないか。10日に台湾の国防大臣李傑は「中国は5年から10年で台湾を攻撃する軍事能力をもつ。」であろうと言っている。180億ドルの武器システムをアメリカは台湾に供与しようとしている。台湾の野党国民党は中国が民主的国家になってから統一したいと言っている。独立を目指していた与党は世界の現実にあわせるために、独立は曖昧にした。1895年に清は台湾を日本に譲渡して50年の統治が始まる。台湾は清朝の時、遣いを送っているだけでただの一度も中国の行政システムに組み込まれたことはない。1945年以後、台湾は日本に蜂起したが、中国に差し上げるとは言っていない。戦後入ってきた蒋介石も占領している尖兵に過ぎないため合法性はない。曖昧な法的地位のまま今日まで続く。

第一次国共合作は国民党と共産党が北伐を退治しようとしたもの。第二次国共合作は抗日で国民党と共産党が協力したと言われているが、実際は合作ではなく、国民党は上海、南京、重慶まで逃げた。共産党はゲリラをやっていたが、日本と戦えるだけの戦力がなかった。日本が渓谷に入ってきて挟み撃ちにして3回だけ勝った。桂林の近くで1万人の日本兵がやられた。今の中国の教科書は全部共産党が日本に勝ったと嘘を書いている。日本が中国からいなくなって、共産党と国民党が戦争を行った。日本が武装解除した相手は主にソ連で、基本的に弱かった中国共産党は日本からソ連が取り上げた武器をもらい強くなった。日本が非難されるべきことは何もない。中国、韓国は都合の良いように歴史を改ざんしている。

韓国、3月1日盧武鉉は就任2周年で、日本は誠意が足りない、反省が足りないと言った。正論4月号で韓国の学者、高麗大学名誉教授ハン・スンジョ氏が「韓国は日本に占領されている時代が良かった。」ということを書いている。韓国が戦後ソ連に占領されていたら、北朝鮮のようになっていた。それに比べれば韓国は幸福だったと書いた。この論文が写真入りで韓国の主要な新聞に載り、日本に媚びている親日派(売国奴)と攻撃され、脅迫された。名誉教授を自分で返上し、軍隊の役員も辞めた。韓国でちょっとでも日本の肩をもつと、攻撃される。自分たちの政治的貧しさ、外交的失敗を全部日本が悪いと摩り替えている。
韓国の国民は個人に一人一人会うと、日本に憧れを持っていて、出来れば日本に住みたい、日本に言論の自由があることをみんな知っている。韓国でも言論の自由が建前ではあるが、正論をしゃべれないから周りを見て日本の批判の渦の中に同調している。反日を商売にしている人がいる。従軍慰安婦問題の時も、証拠もないのに名乗り出てきた人が何人もいて、その人達が見舞金をもらった。先日の大統領選挙でまた反日のオクターブが上がって、また補償金が取れるというデマが出回った。補償金がとりやすくなる団体に1万5千円で入会できるという電話セールスで1000人入った。昭和40年で個人賠償も請求しないと約束されている。河野談話、村山談話で民間のアジア女性基金を作り、また賠償をやった。終わったのでまたもらう相手がいないので騒いでいる。これが最後だと金大中が日本批判をやった。リーダーシップがない人が大統領をやると政権を支えるために反日をやる。
人権擁護法が成立したら、人権擁護法第5条に基づく人権委員会が調査を開始する。第44条によって例として、拉致被害者家族の出頭を求め、自宅に立ち入り検査して文書その他物件を押収し、彼らの政治発言を今後禁じることが解釈のしようによってはできる。同上22条によって委嘱される人権擁護委員はおそらく北朝鮮系の人たちで占められていることになるだろう。教科書採択のときもそのような形だったから。 日本の強制連行はないと証明されている。河野(江(沢民)の傭兵)外務大臣の時謝罪してしまった。うるさいから謝った。世界では謝ったら金を払わなければならない。
ノルマンディー上陸作戦記念などを世界ではやるので、日本も5月27日対馬開戦記念(日露戦争)をやるべきではないか。占領軍が被占領軍が国の根底をなす法律を押し付けてはいけない決まりがあるから変えても良かったのに、経済優先の吉田茂が憲法を変えなかった。それだから教科書も変わらなかった。
漢民族は元々遊牧民で、牧畜、遊牧で草を食い荒らしてはげやまにして、食べ物がなくなったら農耕民族を襲ってぶんどってくる。所有と分配はない。そこからアメリカに行った人は分配は公平にしようという近代経済学を立ち上げた。今の中国の農民は9割取られて、1割で暮らしている。日本的農耕民族の論理は中国には通じない。毛沢東の大躍進で不作で2000万人が餓死した。
南京大虐殺記念館を世界遺産に登録しようとしている。日本は南京の問題に反論してこなかった。中国が政治宣伝で言っているだけ。南京の町外れに記念館があって、工場街を通って湖を越えてスラム街を通ったところで、人が全然来ない。しかも入場料を15から20元とる。日ごろから共産党の嘘に頭に来ている市民は金を払って行かない。それで無料にし、強制動員する。公務員、警察官、教職員まで公務の休暇を取らせて、小学校、中学校は必ず遠足に行かせる。みんな見に行く。どのみち来年あたりからそのようなことはやめると思う。反日愛国教育基地を中国はこの13年間、205作った。反日施設がある限り北京五輪に出ないといえば良い。南京の証拠とされる写真を検証した亜細亜大学の東中野教授の本がある。これを中国語と英語で訳して世界にばらまくことを外務省がするべき。日本は価値観が逆さまだから、中国がやりたいことをする。


中国、韓国も日本を仮想敵国にして現政権を支えようとする稚拙な方法を取っていますが、その手法がおかしいと思っている人が多くなっているように思えます。韓国は96年のIMF経済危機で目が覚め、中国も沿海部の経済的発展とインターネットなどによる情報流入でもはや反日ではやっていけないと気付くのではないでしょうか。(もう気付いている人もいますが。)中国共産党も10年もつかどうかでしょう。総務省や電通がせっかく韓流ブームを作って韓国の輸出産業の映画、ドラマを買って、関係改善しようとしているのに、そこのところ韓国の素人大統領に考えて欲しいです。

ten_years_after at 23:58コメント(0)トラックバック(0) 
社会 

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