2005年03月03日
鹿内家と堤義明、細木数子についての本
最近話題のニッポン放送、フジサンケイをかつて牛耳っていた鹿内家の放蕩息子鹿内春雄とその親友の今日逮捕された堤義明が登場するノンフィクション「あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝ちくま文庫」(佐野眞一著)を去年読んだのを思い出した。その本で、自分の能力のなさに悩み自殺した(急病で死んだと表には行っている。)鹿内春雄は堤義明を「義明は税金を少なくする方法を知っていているんだ。」と自慢そうに話していた。 二人とも父親が創業者であり、父を超えようとしたが、時代と経営の能力に限界を感じる結果となった。堤氏は株を甘く見た結果かなとは思いますが、このようになるまでずっと見逃してきた政治家、警察も攻められる必要があります。株関連で、日枝会長は株主を軽視しているというなら、ずっとライブドアの株主配当はなされていないので、堀江社長も株主軽視で会社は株主、商法で言う社員のものじゃないんですかね。佐野眞一さんは日本一のノンフィクション作家と言っても過言ではないと思います。「東電OL殺人事件」では綿密に調べ、ボビンダ氏が犯人ではないことを立証した。(裁判所は最終的にボビンダ氏を有罪と、いかに裁判所が無能であるかを露呈させた。)
「あぶく銭師たちよ!」では今テレビに引っ張りだこの細木数子が十代から商売を始め、一度目の結婚はすぐに失敗。今説教くさく姑とうまく付き合えといっているが、細木は姑にすぐに値を上げ一年しないうちに家を出る。ヤクザとの交流、霊視などは全くできず、占い師から占い方を学び、陽明学者安岡正篤氏との不可解な結婚とその遺族との争いなど。しかし、細木の天性の商人としての才能には感心してしまう。
「あぶく銭師たちよ!」では今テレビに引っ張りだこの細木数子が十代から商売を始め、一度目の結婚はすぐに失敗。今説教くさく姑とうまく付き合えといっているが、細木は姑にすぐに値を上げ一年しないうちに家を出る。ヤクザとの交流、霊視などは全くできず、占い師から占い方を学び、陽明学者安岡正篤氏との不可解な結婚とその遺族との争いなど。しかし、細木の天性の商人としての才能には感心してしまう。
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1. ライブドア堀江社長の記者会見 [ 1喝たぬき ] 2005年06月03日 17:37
ライブドアの堀江社長が、「インターネットと既存の放送事業と一日も早く融合させ新たな事業を展開しなければ、既存の放送事業はあっという間に遅れた存在になり、誰も見なくなってしまう。現在の経営者に任せていたら時代に遅れてしまう。」というようなことを、外国特派員